
<住所>大分県中津市1280(三ノ丁)
<TEL> 0979-22-0538
<定休日>毎週火曜・水曜・年末
※但し、桜の開花時期・GW・正月三が日は定休日でも開園しています。
※コロナの影響により営業時間が変更になっている場合がございます。ご利用前にお問合せください。
<駐車場> 無し ※近隣に中津城の無料駐車場有
はじめに
こんにちは!!なぎタロスです ٩(ˊᗜˋ*)و
さて今回は、昔ながらの製法で作られているものはやっぱりいいもんだ~というお話をしてみようと思います。
皆さんは「持つ人を選ぶバッグ」というものをご存知でしょうか?
それは100年以上前の1910年にスタートしたパリ・コレクション
世界中で有名な多くの高級ブランドが集まる中、その中で最も古いブランドが「HERMES」です。
その始まりは創業者ティエリ・エルメスが馬具工房として1837年に創業
今でこそ世界中の多くの世代に最高級ブランドとして認知されていますが、1980年代初頭まで一部の人が知るヨーロッパの老舗ブランドでした。
そのイメージから脱却する為、広告に力を入れモデルにも若い女性を多く起用していきました。
衣料ブランドとして事業を広げ、更には食器・家具などを展開。
そんな中、5代目のジャン=ルイ・デュマは飛行機の中で「持つ人を選ぶバッグ」を作るきっかけになる出来事に遭遇します。
仕事で飛行機に乗り、席に座っていると、隣に座っている女性が籠のバッグから中身を床にぶちまけてしまいました。
彼女は歌やモデル界などで幅広く活躍している有名人でした。
中身を一緒に拾いながら「籠ではなくポケットがいくつかついているバッグのほうがいいですよ」と言うと、彼女は「そういうバッグがあればいいんですが、中々見つからないんです」と言う。
「では、貴方の理想のバッグを作りましょう」
そこから生まれたバッグには彼女の名前が付けられました。
そのバッグはのちに世界中の女性が憧れるものとなります。
その有名人の名前はジェーン・バーキン
バーキンの登場により売り上げは跳ね上がり、ブランドとしての地位も確立していきました。
多くのブランドが時代の流れからコンピューター化の導入、生産工程の一部外注化、オートメーション化する中、品質維持・職人を最優先する姿勢を崩さなかったのが「HERMES」でした。
注文に対し、生産が追いつかない場合は躊躇無くオーダーをストップ。
大量生産しないこと、職人が一つ一つ丁寧に仕上げる品質の高さが更にブランドとしての価値を上げていきました。
今でも供給以上に需要が多くエルメスのバッグは予約が出来ず、物によってはお金があるだけでは手に入らない。
持つものを選ぶ、持てるだけでステータス。
2世紀近く経つその歴史と希少性はエルメスというブランドを高め、世界中で多くの女性の憧れとなっている。
エルメスのロゴを思い浮かべてください。
ロゴの中には馬車・従者が描かれており、馬車の主人となる人物のイラストは描かれていません。
「従者=職人 馬車=製品 主人=ユーザー」
「腕の良い職人(従者)により最高の製品(馬車)を提供
それをどう扱うかはお客様の自由です」
という思いが込められているそうです。
創業当初取り扱っていたのが馬具製品だったというエルメス。
2世紀近く、この初心を忘れることなく今でもロゴとしてその名残を残している…
なんだか、壮大な歴史ロマンを感じるのはなぎタロスだけでしょうか?
今の大企業も創業当初は個人事業から始まった企業が殆どです。
すなめり観光はまだまだ歴史(と言えるほども活動しておりませんが…)は浅い若輩者ですが、時を重ねるごとにエルメス大先輩のようにブランド力を高めて行きたいと思います!!
庭園
さて、今回なぎタロスと金鳥子が舞い降りたのは、中津市にあります「蓬莱園」さんです(*゚▽゚)ノ

こちらの蓬莱園さんは中津城のすぐ目の前にあります☆
実は、ちょっとした歴史のある建物なので、店内をご紹介する前に少しだけご説明をさせていただきますね♪
蓬莱園は、明治15年に劇場として建築されました。
歌舞伎や有名な役者さんが公演を行っていたそうです^^
敷地内は日本庭園として、四季折々の顔を見せてくれるそうですよ~(^O^)
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉…
日本庭園の景観…冬はどんな顔を見せてくれるのか…
ドキドキワクワクしながら訪問させていただきました\(≧▽≦)

7割茶色…_| ̄| ○チーン(お約束)
四季のお顔を拝見するには、まだ少し早かったようです(T▽T)
それでも庭内には桜の木が多く植えられていたのです、春には絶景が見られること間違いなしです!!
桜の種類もソメイヨシノだけではなく楊貴妃という彼岸桜も楽しめるんだとか^^
お花見シーズンにはぜひおススメのティータイムスポットです!!

梅がちらほら咲き始めていました☆
店内
早速店内へお邪魔させていただきます☆

お店の中には靴を脱いでお邪魔します♪
お決まりの靴下チェックは万全に行いましょう!!
穴ナーシ!!匂いナーシ!!左右同じ靴下ー!!
上記の3点を入念に確認後、お邪魔します!!

店内は、窓沿いに2席ずつ設けられています


どこのお席を選んでも庭園が見渡せるように全面ガラス窓になっているんです^^


残念ながら、今回は9割茶色なのですが、春の訪れと共に絶対に綺麗になる日本庭園です^^
料理

甘味茶屋なので、基本的にはデザート系のメニューが豊富です(๑✧∀✧๑)
ランチメニューは、カレーのみ!!こだわりを感じますね~

トロトロ目玉焼きカレー 珈琲or紅茶付 1100円
辛めのカレーを半熟卵でまろやかに味変しながらいただけます。
小春日和のティータイムには最適な場所でした^^