
今回すなめりは、宇佐市安心院町のとある観光スポットに訪れました。
その名も「地獄極楽」
江戸時代末期、工具の大衆指導の為に洞窟が造られ、当時のままを残している全国でも珍しい洞窟です。
ここが地獄極楽か…いったいどんな地獄が待っているんだ…
こちらの礼拝堂で参拝料を支払います(100円)
/えんま様だって…こわー・・・\
すごく閻魔大王に会いに行くことを勧められます。
洞窟入り口には多言語案内板が設けられています。
/やだー!地獄に行くなんてやだー!!!\
一回地獄見てこんかい!と言わんばかりの重圧看板
閻魔大王に挨拶しないと通してくれないようです…
/ハハーッ!舌だけはお許しを~\
洞窟に入り程なくして、閻魔大王とその側近たちに迎えられます。
閻魔大王の裁きを受け、牛頭・馬頭(左右の側近)に連れられて地獄道を進みます。
閻魔大王 すごい妨害カードと急行系カード使ってきそう
暗くて狭い地獄道を進んでいきます。
奪衣婆をはじめ、様々な地獄の門番が地獄道に待ち構えております。
/ヒエ~ お助けを~\
血の池地獄があり、赤鬼と青鬼が待ち構えています。
その後胎内くぐり入口にたどり着きます。
この狭い横穴を通る事で赤鬼・青鬼の拘束を掻い潜り、極楽道へと進んでいくようです。
/ヨイショ!ヨイショ!!\
胎内くぐりは高さ50cm程の狭い横穴になります。
大人はまず通れない狭さなので無理に通らず
胎内くぐりの横にある避難道を使いましょう。
小さなお子さんは通れると思いますが、滑りやすいので注意!
そして地獄を抜けると・・・
一筋の光、そして十三仏たちが助けて導いてくれます。
/助けてくれてありがとうー!!!💦\
しかしここまでは極楽浄土へ繋がる極楽道。
まだ道半ばです。
最後の試練が待ち受けています。
針の耳を通り、5メートルの高さを鎖を使い登らなければなりません。
鎖があり段差もありますが、岩が非常に滑りやすく高さもあり
足を滑らせて落ちてしまうと怪我をする可能性があります。
無理をせず、登るのが難しい場合は遠回りになりますが
階段を使い獣道を通って進むルートもあります。
極楽道、しかしその道は長く険しい。
今は極楽浄土を目指して歩みを進める事に精一杯です。
/勢至菩薩と来迎弥陀が導いてくれてるよ!!\
極楽浄土まであと少し!
道中もかなり険しい階段を登っていきます。
滑りやすいので手すりを使い気を付けて登ってください。
長く険しい地獄からの道を抜けた先に待っていたのは
そう、この世が極楽浄土、私たちが生けるこの現世こそ極楽浄土なのです。
/阿弥陀如来さまぁ…!!\
極楽浄土では阿弥陀如来や多くの菩薩達と一緒にこの素晴らしい景色を楽しむことが出来ます。
地獄から始まり多くの試練を乗り越え極楽までたどり着くストーリー性
洞窟の中にここまで工夫を凝らしているのは全国でも唯一この地獄極楽だけと言われているようです。
極楽浄土から現世に帰るための道も菩薩たちが見送ってくれているようです。
帰り道もかなり険しいので要注意!!
極楽浄土を離れ、私たちは現実という地獄に戻っていくのです。
あれ~おかしいなぁ極楽浄土にやっとの思いで辿り着いたのに一瞬で現世送りに・・・(チャンチャン)
/疲れたー!!\
お疲れ様でした。これで地獄極楽観光も終了です。
帰ってきたら休憩所で一息つくと気持ちが良いですよ~✨
取材当時の8月は夏の真っ盛りでしたが
洞窟の中は涼しい天然クーラーの様でした。
自然の涼しさと意図的に作られたテーマパークではなく、自然のアトラクションの
この地獄極楽を皆さんもぜひ楽しんでみてください!!🌟